彩が裕太くんに会いに行っている時に、


ウチは、ただ無心に大好きなバスケをしていた。


友のことを忘れようとするように。



そんな時だった。


友から電話がかかってきたのは。




どうして、こんなタイミングで電話がかかってくるんだろう?


ある意味ですごいよ。




『もしもし?』

ウチは、必死で冷静を装って電話にでた。