「みたでしょ!バカっ!蓮の変態野郎!」






「不可抗力だ。見えただけだろ?そんな減るもんじゃないし」






「やっぱり見たんじゃん!さいてー。」





「だから見えたんだって。そんな小さいこと気にすんなって」





ごみを捨てた雛はそのままかばんを持って教室を出て行こうとした





「どこいくんだ?」






「家」





「一人じゃあぶねえから送ってくよ」






「なんであんたと帰んなきゃ・・・」






「居残りさせたのは俺も少し悪かったからお詫びだ。いいだろ?」







「うん・・・。あたしも悪かった」