今度は居残りして掃除させられる羽目になった




めんどくせ




でも雛と一緒だからいいか




「蓮と掃除かぁ・・・」




「なんだよ」




「別に」




雛はそう言うとちりとりでゴミをとるためにしゃがんだ





「ちょっ・・・・しゃがんだら」





俺はとっさに後ろを向いた





「あ・・・!み・・・みた?」





雛は頬を夕日みたいに赤くしながら言った





「みてねえって」