「あっ美里亜おはよう!!

あのね…」

私は美里亜の耳元で、ついさっきの出来事を話した。

「ええ!?よかったね〜!!おめでとう!!

しかも去り際に『またね』…って…完全に脈アリでしょ!!」


「いや、言葉のあやだったりするかも…

あ、メール返せなくてごめんね」


「全っ然大丈夫!!

その人にメールしないの!?」

美里亜は目を輝かせている。


「が、学校ついたらメールしてみる…」

私がそう言うと美里亜は私の手を引っ張っていつもより早く歩いて学校に向かった。