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「あの、浅倉先生あたしに何か用があるんですか?あたし、早くいかなきゃなんで」

さっきから
浅倉は黙ったまま。

一体、なんなんだろう。


「あのー…!」


「何、キレてんの?」


振り向いた浅倉は
今までになく低い声を響かせた。


……?
浅倉ってこんなんだったっけ…?


「まだ思いだせねぇ?これでも?」

そういうと
メガネをはずして
ボサボサの前髪を上げた。



「……!!!!」

う……そ……


なんで………

浅倉が…………



「朝はどーも」



上半身裸の男

だったなんて……!!