「ふー・・・やっぱり屋上はいいな。青空が近くて気持ちがいい。」
「ねぇ、そんなことよりさっきの話の続きを教えてよ!」
両手を挙げ伸びをする柳葉くん。そしてこっちに振り向く。
「簡単なことだよ。橘くんにちょっと意地悪をしたくなっただけ。」
意地悪・・・・・??
「どういうこと?」
あたしは訳が分からず橘くんを
見ると橘くんは合った目をそらし頭をかいた。
「だって彼、僕が雪ちゃんに話し掛けてからすっごい不機嫌な顔になったんだ。拳には力入れてるし唇は噛んでるし・・・こんなにあからさまに焼き餅を焼く人は久々に見たよ。」
そう言って笑う柳葉くん。
でもあたしは呆れるよりも怒りが出てきた。
何が焼き餅よ。散々あたしを口説いておいてさっき何をしたか彼は覚えてないんだろうか?
何なのよ、あのやり取りは!
まるで、今まであたしに言って
きたことなんか全て無かった
かのように話して。
「焼き餅を焼いて何が悪いんだよ。・・・俺は雪センパイが好きだ。でもセンパイはまだ俺を相手にしてくれない。そんな仲なのにアンタは親しげに近づいて話す。俺には出来ないことをアンタは難なくやってしまう。それがどうしても悔しかった。」
そう言い終わると今度はあたしに向き直った。
「ねぇ、そんなことよりさっきの話の続きを教えてよ!」
両手を挙げ伸びをする柳葉くん。そしてこっちに振り向く。
「簡単なことだよ。橘くんにちょっと意地悪をしたくなっただけ。」
意地悪・・・・・??
「どういうこと?」
あたしは訳が分からず橘くんを
見ると橘くんは合った目をそらし頭をかいた。
「だって彼、僕が雪ちゃんに話し掛けてからすっごい不機嫌な顔になったんだ。拳には力入れてるし唇は噛んでるし・・・こんなにあからさまに焼き餅を焼く人は久々に見たよ。」
そう言って笑う柳葉くん。
でもあたしは呆れるよりも怒りが出てきた。
何が焼き餅よ。散々あたしを口説いておいてさっき何をしたか彼は覚えてないんだろうか?
何なのよ、あのやり取りは!
まるで、今まであたしに言って
きたことなんか全て無かった
かのように話して。
「焼き餅を焼いて何が悪いんだよ。・・・俺は雪センパイが好きだ。でもセンパイはまだ俺を相手にしてくれない。そんな仲なのにアンタは親しげに近づいて話す。俺には出来ないことをアンタは難なくやってしまう。それがどうしても悔しかった。」
そう言い終わると今度はあたしに向き直った。