ああ・・・でも本当にセンパイと出来る日が来るのなら俺はいつまででも我慢出来るなぁ。



きっとセンパイの体はキレイなんだろうなぁ・・・



俺がよだれを垂らしながら想像
していると




「なに、呑気な事言ってるの?!」


「はへっ?」



俺の態度を見て苛立つ先輩。



「アンタが後輩の相手をしてるの廊下中に響いていたのよ。」


「ありゃ、それはご迷惑を・・・」



バコッ!!!



「いっつ!!!!」


「そうじゃないでしょ。」



俺はその場に頭を抱えしゃがみこんだ。



何なんだよ。そんなに叩かれたら俺の細胞死ぬよ。




「あの・・・一体何が言いたいんですか?」


「あ"―ホントにダメね。廊下中に響いてるって事は教室の中にまで聞こえてるって事でしょ!中には雪もいたのよ。」


「あぁ、なるほど・・・」




って・・・え"―――!!!?



驚いて空いた口が塞がらない。




それってヤバくね────?




「アンタがあそこで上機嫌に返事をしているのを雪がどんな気持ちで聞いてたと思ってるの!?」


「でも先輩、勘違いしないでください。俺は彼女達に話し掛けられて機嫌が良かったわけじゃありません。」


「えっ?」