「いやー、イイ天気っすね〜♪」




なんで?



どうしてこんなことに?





「あ、センパイ!アイス食べますか?」


「別にいらない。」


「じゃぁ、飲み物買ってきますね。」




そう言いながら、自販機のところまで走っていく彼の後ろ姿をじっと






睨んだ。






今、あたし達がどこにいるかというと




「キャーッッッ!!!」



この悲鳴でお分りだろうか?





そう、デートの定番



遊園地・・・・・・




そして、どうしてあたしがアイツと一緒にいるかというと




志緒にはめられたわけで




思い出すだけでも
腹が立つ。





今日は部活が久々に休みだったから、志緒と遊びに来たのに待ち合わせ場所にはアイツが・・・




ヤバイと思って
引き替えそうとしたら
気付かれて





捕まった。




あんな奴といるなら
家で休みたい。




でも、どうしてもときかないから仕方なく付き合うことにした。




はぁ・・・




ため息をもらすと、前に影が出来た。




戻ってきたのかと思い
顔をあげると