恋愛(その他)
完

- 作品番号
- 541855
- 最終更新
- 2011/02/06
- 総文字数
- 5,160
- ページ数
- 28ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 4,418
- いいね数
- 0
「…!ぜひ」
今日は婚姻届を提出する日
俺と君との大切な記念日
だから俺も
しっかりけじめをつけるよ
目次
この作品のレビュー
内容的にはアッサリと読めました。
彼が結婚を機に前の彼女とのけじめをつけてくるという心意気は認めます。
しかし、結婚したからけじめをつけるではなく、結婚をするからけじめをつけてくる方が良いと思います。
今カノの言葉に甘えて、けじめをつけぬまま結婚して、結婚したからけじめつけてこようでは、彼氏さんが残念すぎます。
今カノだけを愛そうと決めて結婚するのですから、前カノとのけじめをしっかりしてきてから、今までまたせてごめん、結婚しよう、の方が私は好感がもてます。
とはいえ意見は人それぞれですが。
忘れられない人がいる。
些細なことで、たくさん…たくさん喧嘩をした。
だけどその分仲直りもして、キスもした。
君がいなくなって、どのくらいの月日が過ぎたのだろう。
君と見た虹。
もう一度…もう一度。
何度そう願っただろう。
後悔しなくないから。
子どもが出来て、おじいちゃんになっても、一緒にいたいから。
だから今度は
「愛してる」
って伝えよう。
僕の中にいる君もひっくるめて、好きだと言ってくれる人の為に。
君とれいんぼー
あっさりめで書かれた文体や、露骨に甘くない、けれどほほえましい恋人のやり取りが、ほどよい恋愛小説感を与えてくれます。
ラブラブな恋愛を、糖尿病にはならずに読める作品です。プラトニックというのです。
けじめをつけに行く彼は潔い。それをきちんと見送れる彼女は慎ましい。嫉妬がどろどろ、愛憎入り乱れ、人が死んで涙する。そんな内容じゃありません。
ごめん、うそ。人はひとり死んでます。けどね。けじめはつけなきゃいけないのです。思い返る日々を辿り、懐かしい土地に帰り、愛しい彼女の元へかえる。
優しい話です。穏やかな話です。BGM?男性シンガーがギターを弾きながら歌うバラードがいいんじゃないでしょうか。
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