「むー。じゃあ一人で行ってくるね」

「ほんとごめん!!」

みなみが全力で謝るので私はまぁいいか…と思えた。

「いいよ。坂口先輩とらぶらぶしてきなよ♪♪」

「本当??ありがとね!!」

みなみが笑顔になったので私も思わず笑みがこぼれた。


「じゃあ行ってくる!!」

「ばいばい♪」

みなみに手を振り、私は最後の一口のいちごオレを飲み、片付けをした。


よーし!!楽しみだぁ♪あるかな…♪

なんてことを思いながら教室を後にした。



図書室に着くと、すごく静かで頭の良さそうな人ばっかりだった。


もしかして私、場違い…??

ちょっと悲しくなったけど頭をぶんぶんと振り、小説を探すことにした。