西林…大箸くん!! 「よかったね、はるちゃん!」 夢見と接戦の大箸くん。 なぜか、スカートに丸い染みができた。 自分のことじゃないのに、こんなに感動できるなんて。 こんなに、大きな存在になってたなんて。 『西林中一年の代表は、前に出てきてください』 涙で前がぼやける。 誰が代表でも、大きな拍手をおくりたい。 必死に表彰台を見つめる。