「冗談に決まってんじゃないのー。てかあんたは何を急に悩みだしてんの」


「いやそれが…」


かっくんは……かっくんのであり…かっくんママのであり…?

あんー?

んー……。

でも梨音達はまおのでしょ?

それとおんなじ感じでー…。




「まっひろ~~! たっだいま~! お祝い買ってきたよ~んっ!」




「……」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……」


……。うん。


「…ねえかっくん。かっくんてまおの?」


「はあ? なんだそれ」


「やっぱ違うのかー…」


なんでかちょっと落胆して、あたしの部屋に戻ることにした。


「蓮くん梨音連れてきてね」


「え…あー……うん…」