いやなに言ってんのこの人。

どしたの? ねえどしたの?


「とーさ…」


「いっやー、ちょうど若くて綺麗で真裕と渡り合える実力を持ったアシスタントがほしかったんだ。うん、ちょうどいい。……男だけど」


「あの…」


さすがのかっくんも戸惑いを表情に見せ、恐る恐る伺い始めた。


「か、かっくんをあしすたんとにしちゃうの?」


「かっくんっていうのか。名前は妙に可愛らしいな。…ん? 君はかの星野楓ではなかったのか」


「コイツが付けたあだ名です」


「おお、なるほど。お前相変わらずそういうの好きだな」


好き?

う~ん……そうなのかも。


「まあそんなことはどうでもいい。早く来なさい。そして私と共に……」


「…?」


「?」


「う・いーーんに行こうではないか!」


「う・いーん…?」


なんですかそれ。

あれですか、ロボットの擬音ですか。