―――……


「うふ…❤おいちかった」


「ありがとうございます」


ああもう…。

あたし、美味しいもの食べるために生きてるようなもん。

あ、あとかっくんと梨音と琥珀も…。

あ、バイオリンも。


…あれ。意外とある。


「にゃはははは」


「…酒でも飲んだか」

「上機嫌ね」


「かっくん~!」


暇になったあたしは、向かいに座っているかっくんのところに突っ込むように飛び乗った。


「……猫…」


「にゃ?」


にゃんにゃんにゃん。

あたしは猫じゃありませーん。


「まお寝るっ」


「ん。寝とけ寝とけ。でも着いたら日本は深夜だぞ」


「そったらまた寝る」


「……」


そんで朝起きたらあら不思議!

もう体内時計の調節ができちゃってま~す。