危なく受話器を投げそうになった。 23になるっていうのに餓鬼かよって感じだ。 俺はエレベーターで部屋へ行き、直ぐにシャワーを浴び、ベッドへ入った。 俺は親父の下で働いてるが、社員の中でトップの位置にいる。 それは七光りではない。 俺の実力だ。 だから、俺は親父の上をいきたい。 そのためにはまだ親父の言うことを聞かなければならない。 なんてずっと考えていたら、いつの間にか朝を迎えていた。