私は先にリビングへ戻ろうとした。


すると、突然、服の裾を掴まれる。

「え…?」

「さっきは…あんな言い方して悪かったわ…ごめん」


少し照れ、目を逸らしながら謝ってきた。



…まぁ、さっきは餓鬼って言われて本当にムカついたけど…、真実もわかったし許すことにした。


いいよ、と言うと、先ほどの高飛車な態度に戻った。



「まぁ、私と貴女同じ年齢だけど断然年下に見えるけどね!」


「…同じ歳…」


このスタイルと美貌をもった麗香さんと同じ歳…。


…少しショックが大きい。