すぅちゃん、私は、翔君の外見じゃなくて、内面が大好きなんだ。


一見冷たく見えるけど、人を思いやる気持ちがあって優しい人。


そんな所が好きになったんだよ。


笑顔で言う私に安心したのか、すぅちゃんの表情が和らいだ。

いつものすぅちゃんに戻る。


「…そっか。それなら安心だわ!頑張ってよ!千春」

「うん!ありがとう…」


すぅちゃんの応援に、感余って涙が出そう。


「因みに、私、1回目の診察の時から気づいてたけどね」


「えー!?」