「つばさっ!?どこにいる?」




俺はリビングを飛び出した。


おばさんはいまだ繋がらないし

つばさにも、もし何かあったら…



そう考えると、いてもたってもいられなくなる。




いや、
つばさの事だから、いつもみたいに虫を見てキャーキャー言ってるだけかもしれない。



そう思うのに

なぜか






ひやりと冷たい汗が流れた。