が、後ろにつばさの姿はない。 …あれ? さっきまで確かに俺の後ろにいたのに。 「つばさ…?」 どこに行ったんだ…? リビングの方にもキッチンにもいない。 いつの間に出て行ったのか…。 俺はつばさを探すため、リビングを出て、二階へ上がろうと足をかける。 そんな時だった。