「つばさ、お前おばさんと連絡とれるか?」 「え~お母さん?とれるに決まってんじゃん」 つばさは不思議そうな顔をする。 「そうじゃなくて、今電話かけてみてくれ!繋がらないんだ!!」 俺は焦る。 嫌な予感が横切るからだ。 「混線してるんじゃない?」 なんてブツブツ言いながらつばさは、鞄を探る。 「…え、何これ」