うちはキラキラしたスクバから、またしても

キラキラしたケータイを取り出した。

08035555***

慣れた手つきでダイヤル。

*大和*

番号のしたにインプットされている。

3コールで、出た相手。

−大和の友達。

嫌な予感がして、背筋が凍った。

「あー大和なら今松木をズタズタにしてるよ?なんか用件あるならオレが伝えるけど?」

電話の相手は、大和の友達。

−咲花優汰。

名前に似合わずチャラチャラ。

髪はうちと同じくらいの色。

耳には光るシルバーピアス。