島田はあたしの声をきき一瞬こっちをみた

あたしの目と島田の目があった瞬間
島田は教室を無言で出ていった。

おいおい
あたしにありがとうの一言もねーのかよ…

それにしてもアイツの…島田の目
やべえよ。


普段は髪ボサボサでいつも下むいてっから顔まともに見た事がなかった

アイツかっこいい目もってんじゃねーか


その次の日から島田が学校に姿を表す事はなかった。

「島田どーしたんだろ」千尋は島田がこなくなってからこれが口癖だ

『なんだよ千尋、島田に気ぃあんのかよ(笑)』


「違うわよ!!あんな地味男!ただどーしたんだろって…」

地味男って言葉が気にくわなかった。

『千尋…。わりぃんだけど地味男って言葉取り消ししてくんね?』

こん時からあたしは島田って人間を気にしてたのかもしんねー