あたしは暁とやらの顔をおもいっきり殴っていた

「ってぇ!!」


「てめえ調子のりやがッてざけんじゃねーぞ!!」

ガツッッ

『ッ』

鋭い音といっしょに痛みが頬にはしる。
鉄の味がする。


いてぇ

俊意外に殴られたの初めてだ

「お、おい、暁いこーぜさすがにヤベーって」

「お、おう」


そーいってアイツらは走ってった

と同時に

パシンッッ


『!?!?』

「馬鹿!!あんた何考えてんの!?危ないじゃん、心配したんだから!!」

そー叫んでる千尋


頬にはジンジンした痛み&ガンガンした痛み

おい千尋今は勘弁してくれ
『わりぃな』

そーいうと千尋はまったくといいながらもあたしの頬をなでてごめんね
といってくれた

なんつーかその顔が可愛い。
ふと教室を見渡すと皆があたしたちに注目していて、皆のわのなかにいたあたしの少しさきに
その千尋がいってた

島田って奴。
カタカタ震えてやがる

アイツらに頭きたのも確かだけど島田に対しても頭にきたのは嘘じゃない
何にも言いかえさねーコイツに腹がたった
言い返すどころか男のくせに下をむいてカタカタ震えて姿があたまにきた