いつの間にか俺は、真柴という甘い罠に引っかかっていた。 その瞬間がどこだったのか、それは俺にもわからない。 彼女の罠は、それはもしかしたらはじめから計算しつくされた、完璧なものだったのかもしれない。 そう。 たぶん、きっと、俺はまんまとその罠にはまってしまったんだ。 パーフェクト恋愛 -完-