月曜日。 髪の毛も、真っ黒に染めて、ネイルも落として、ピアスも外して登校した。 先生は、びっくりしていたけど、 「うん。やっぱりそっちの方が似合ってるよ」 なんて、適当なことを言ってきた。 やっぱり、先生にとってあたしは、何をしようが、いち生徒でしかない、ということがまざまざとわかった。