「……しっかり、しなくちゃ」 そう呟き、デスクにつき、もう一度パソコンに目をやる。 「ありがとう、さようなら」 窓際のガーベラは、相変わらず、花瓶の中で凛としていた。 あたしはそれを一瞥して、仕事に再び、仕事に取りかかる。