「ま、また食べてもいい?」
幸せな時が、
次があるって分かるとすげぇ嬉しいな


「デブになってもしらねぇぞ?」
嬉しくてつい笑ってしまう


「上等よ」
未緒も笑い返した


この時間がずっと続きますように


続くはずがなかった





俺は、未緒にシャワーを貸した。
その間に
着替えるものや布団の準備やらを



風呂からあがったっぽいから
寝ろっと言おうとしたら・・・


ソファで寝る気満々だコイツ。


「おい、ベットに寝ろ」


「…亮がベットに寝ればいいじゃん。自分の家だし」


いや、自分の家でけど
お前風邪ひくから心配してやってんだろ

「風邪ひいたら困るからベットで寝ろ」


「あたしは大丈夫だから!それに仕事の支障になったら困るし…」
そんな俺、体弱くねぇし

それに、仕事なんて
酒飲んでしゃべるだけ


「仕事は女と喋るだけなんだからいいんだよ。早くベットに行けよ」
俺はいいんだよ、
お前になにかあったら俺が嫌なんだよ


「あたしも…」

「あ?」
未緒の顔を見たら後悔した
今、未緒を傷つけた

「あたしも亮が嫌いな女だもんね…」

違う、違うから


未緒は走ってベットがある部屋へ行った