"ピーンポーンパーンポーン"

『皆さんおはようございます。8時40分から第一体育館にて入学式が、、、』


「はぁ…間に合った」
「とりあえずクラス確認して早く体育館行こうぜ」
「うん、、、」
昇降口に貼ってあるクラス表を確認する

「「3組だぁッ」」

嘘ッ
幸人と同じクラス、、、
中学の3年間はずっと違うクラスだった。










って、それより…








人が群がってきちゃったよ、、、
絶対みんな幸人の事気づいてるよ
はぁぁぁぁ…

『隣にいる子幸人君の彼女??』
『えええッあんな子が?違うでしょッ』

どこかからそう聞こえた
まぁ彼女じゃないけどさーー

なんか、泣きそう

「おいッ」
「んっ?」
「さっさと行くぞ!」
「あッうん、、、」





「彩華??」
振り向くと
「亞美ーーーー」
同じ中学校の親友、栗原亞美がいた
「良かった、、、友達いて」
「アタシもだよーー」
嬉しすぎてつい抱きついてしまった
「彩華ッく、苦しいよ」
「あッご、ごめん」
「ううん、そいや幸人もいたんだッ」
「ずっといましたけど、、、」

亞美と幸人は普通に仲がいい
「ってか、もう37分だよッ」
「えッやば、」
「お前らが話してるからだろッ」
「い、行かないと」

3人で走って体育館へ向かった