それからどれだけ経っただろう
ふと目を開けてみた
何故だか僕にもわからない
心が僕に叫んだ

一筋の光が僕を射す
温かくて柔らかくて
その温もりは あの頃と同じ
それ以上だった

一歩一歩踏み出して
光の方へと歩んでい

いつの間にか 僕は走った
走れば走るほど
思いは強くなっていく

僕は気づいた
光は僕が放っているんだと
その先にあるのは
大切な人への大切な思いなんだと

届けたいこの気持ち
伝えたいこの気持ち
思いが強くなるほど
走る速度は増してゆく

少しづつでもいい
転んでもいい
僕が君に追いつくから

その時伝える僕の思いは
きっと君の心にも届くから

いつしか君が近くなり
僕は君を呼び止めた

今まで叫んだ『好き』って言葉は
君に会うまでに形を変えた
もっと大きく 大きな意味に

今日は君に伝えたい
君を愛する 僕の気持ち

一言だけど
簡単には口にできないその言葉