…でもひとつだけ覚えてたのは、先輩があたしの頭に手を乗せて、 どういうことだか犬みたいに撫でたことだけ。 瞼を閉じながらでも『え!?』と声を出しそうになったけど、かなり不審だから寝てるふりした。 最近の先輩は前よりよめなくて困ってる。