「じゃあ…ちゃんと聞かせろよ。何があったのか…」


「……ん??」


聞かせろ…って何を?


ナツメくんの言ってることがさっぱりわからなくて小首を傾げると…。


「何で急に連絡を断ったんだ?

あんなに毎日毎日くだらないメールをせっせと送ってきてたくせにピタッと止まって…何かあったんだろ?」


く、くだらないって…!!

ま、まぁ…有益でもなかったけど…。


随分な言われように唇を尖らした。


「最初はー…携帯を学校に忘れたままゴールデンウイークに入っちゃて連絡出来なかったんです…。

次の日に学校に取りに行こうとしたんですけど…水ぼうそうになっちゃって、、、。

で、そのまま寝込んでしまって1週間ぐらいしてやっと学校にも行けました。

それでやっと携帯を手にしたんですけど…」