陸久、これからもずっとずっと…。
心から、あたしを愛して。
+゚*End*゚+
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました\(^o^)/
今まで未紗仔が
書いてきた作品とは
ちょっと違うので…。
少し不安です(汗)
でも、とりあえず
完結できたのでよかったです☆
ぜひ、感想など
お聞かせください!
この作品のテーマは【愛】です。
誰かに愛されたいって
思ったことはありますか?
誰かを愛したいって
思ったことはありますか?
…みなさん、あると思います☆
もちろん未紗仔も(笑)
千春のように皆様が
素敵な愛に出会えるように
願ってます(*´∇`*)
未紗仔
「うわぁ…」
千春と付き合い始めて数日…。
日曜日の今日、バイトも休みだった千春と初デート。
場所は水族館。
「すごいね。何かずっと見てたい」
「だな」
大きな水槽の前で、たくさんの魚を見る。
「あたし、水族館初めてなんだ」
「え…?」
千春、初めてだったんだ…。
千春をデートに誘ったとき、千春にどこ行きたいか聞いた。
そしたら即答で『水族館行きたい!』って言ったんだ。
だから水族館に来た…。
来たことなかったから、行ってみたかったのか。
「小さい頃から、どこにも行ったことなくて。だから、遠足で動物園とか遊園地とか行ったくらいで水族館は初めて」
千春はそう言いながら、また魚を見る。
「これからは俺がどこにでも連れてってやるよ」
「ホントに?」
「おぅ。千春と遊園地行きてぇな…」
千春と一緒なら、どこだって楽しいんだけどな…。
絶対連れてってやる。
「陸久、ペンギンだよ!かわいい~」
次に向かったのは、ペンギンがいる場所。
「千春、ペンギン好きなのか?」
「うん、好き!」
俺にはあんまり好きとか言ってくれねぇのに。
何かペンギンに妬ける…。
「俺とどっちが好き?」
「うーん…」
悩むのかよ。
そんなに悩まなくても…。
「ペンギン」
「……」
しかもペンギンの方が好きなんだ…。
俺、だいぶ落ち込むんだけど。
「って言ったらどうする?」
「は!?」
「ショック?」
ショックっていうか、立ち直れねぇ。
ペンギンに負けるなんて…。