おじいちゃんっ子だった私はよくいろいろな場所に連れていって貰った

飛行場に飛行機を見に行ったり、公園に自転車で行ったり、花見もした


私が受験の時優しく言ってくれた言葉は今でも私を支えてくれる
「みなみは頑張りやさんだからあんまり無理しないこと 今のままで大丈夫だから」

勉強途中に寝てしまった時はさりげなく毛布をかけてくれた

おじいちゃんの暖かい優しさが大好き


ひいおばあちゃんが亡くなった時泣きじゃくる私を励ましてくれた
誰よりも辛いのはおじいちゃんなのに

「みなみが泣いてたらひいおばあちゃん困っちゃうだろう 笑顔で元気にみなみが遊んでる所みていたいって」

おじいちゃんの言葉は魔法のようだった
それから私は泣かないと決めた

おじいちゃんと夏休み恒例の花火大会に行った


弟の野球の試合を毎回応援に来てくれてたおじいちゃん
大きな声で弟を応援していた

誰よりもかっこいい自慢のおじいちゃん

お母さん達が仕事の時車で迎えにきてくれた

「みなみが寂しいだろうからおばあちゃんがお家においでって」

本当はおばあちゃんから聞いたんだ
おじいちゃんが私を心配してきてくれたこと