「でも、だったら丑三つ時でもよくないか?」
「1番この噂をしているのは子供だろ?」
「まあ、そうだけど」
「じゃあ噂を作ったのも子供だとしよう。
そうすると、真夜中より夕方の方が身近だ。
だから夕暮れ時になったんじゃないのか……と俺、僕は思います」
なるほど。
昼間、考えていた菜月ちゃんも
納得顔で頷いている。
とりあえず口調と一人称は統一しないんだろうか。
「それにね、すぐ来たかったから!」
留衣さんが楽しそうに言った。
そうか、異次元好きはきっとこの人なんだな。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…