流石の先生も、変だと思いつつも
 牛乳を残そうとします。
 だけどそこで、生徒の1人が言いました
 『先生牛乳残しちゃ駄目なんでしょ?』
 響子ちゃんです。
 死んじゃった子の、親友でした。

 それを空中から見ていた
 死んじゃった子は思いました。
 ありがとう、響子ちゃん!と。

 そして、先生は飲み続けます。
 いつまでも、なくならない牛乳を。
 昼休みが終わっても、無くなりません。