「もし中を覗いてしまって、
 猫に気付かれてしまったなら……
 その時は、萌えていないで逃げるべき。
 じゃないと、その猫に踏み殺されちゃう。
 私みたいにね!
 じゃ、次、どうぞー!」

明るく、彼女は締めた。

あれ?


……まあいいわ。
次、どんなかしら。



「じゃあ次、私。
 動く階段」

また、タイトルっぽい。
何を話すか言ってから、
詳しい内容を話していくのが
この学校の七不思議のスタイルなのね。