「昼間はこの通り、
 その空き地は子供の遊び場だし、
 誰も居ないなんて滅多にないよ」

「そう。
 じゃあ試したことある人、いないの?」


ただの噂なの?
つまらない。

そんな文句を
彼女はぶつぶつと続けていた。