まだおとうとは小さいけれど、 ぼくはもうおじいちゃんらしい。 だから仕方ないんだと言っていた。 だけど、 ぼくはこの子たちを守ろうと思う。 あの小さいあたたかな手が、 ぼくを救ってくれた。 だから、彼と彼女、 いもうとたちが困っていたら、 今度はぼくが助けるんだ。