ある日、ぼくを撫でる柔らかな手。
怖がりながらも、
優しく、優しく、撫でてくれる。
隣には彼が居て、
ぼくと同じように頭を撫でられている。
とても、やわらかな笑顔だ。
よかった。
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朝、大きな手がぼくを撫でる。
いってらっしゃい。
昼間は、目が合うたびに
にこりと笑って、
あの優しい手で撫でてくれる。
どうやら彼女はぼくの事も
好きになってくれたらしい。
よかった。
夜。ただいまと言って、
抱きしめてキスをしている。
その後、ぼくの頭を撫でに来る。
あとまわしか。
でも大丈夫。
2人が幸せそうに笑うから、僕は幸せだ。