「女に手、出すのは
男の恥だと思うんだよね。
兄ちゃんもそう思わない?」


「あぁ」


この声。


翠くん、…蓮さん!


「…な、何だよ!
こいつらの男かよ」


お兄さんたちは翠くんに
飛びかかった。


「み、翠くん!」

「お二人さん、
少し目瞑っててね?」


翠くんに
目隠しされる私たち。