「ごめんね、朝から」

「ううん、大丈夫。
それより私の方こそ
変に気を使わせちゃって
ごめんなさい!」

「え?」

「わざわざ謝りに来て
くれたんですよね?
メールの返信できなかったから」


私の言葉に翠くんは
「あー…」と言って頭を
下げた。