「…来てないなぁ」


次の日。
翠くんから返事が来なかった。


仕事で忙しいんだろう。
というか返信するほどの
内容を送ってないから、
返しにくかったかも
しれない。


「苺、朝ごはんよ」

「今行くー!」


私は携帯を閉じポケットに入れた。