「毎日、毎日。 暇なのかよ、お前は」 「ち、違います! ちゃんと学校には 行ってます! 今日だって生徒会の 仕事してきましたよ?」 私は資料をカバンから 出し机に置いた。 「なんだ、これ」 「文化祭の出し物に ついての資料です」 「苺がまとめるのか?」 「そうですよ?」 「…へぇ」 蓮さんは今にも笑い 出しそうな顔をしている。