「もしかして…朝、校門の所で注意されてたやつ?」 「へぇー見てたんだ」 そう言いながら宮内くんはこっちに近づいて来た。 「あっ私、視力はけっこう良い方だし…それに窓側の席だからさっ」 宮内くんと私の距離が近い…。 顔、笑ってるんだけどいつもの笑顔じゃないよ。 なんかイタズラっぽいって言うか…