教室に入ると生徒会長の織田くんが私たちに挨拶してきた。






「織田、おはよう!朝から勉強?」





「おはよう。織田くん」




理沙に続けて私も言った。



織田くんは、なにやらいっぱいプリントを持っている。





「違うよ。これは生徒会の資料だよ」






「大変だね。生徒会とか私はやってられないよ。放課後なんか毎日生徒会で時間潰れるじゃん。ね?優希」






「まぁ時間はアレだけど、やりがいあるよ。僕的には一ノ瀬さんが生徒会に入って欲しかったな」