―優希家の前



電車で、いろいろ話を聞いてくれた理沙。



私が泣きすぎて1人で駅から帰らすのがあれだと思ったらしく家まで送ってくれた。



理沙ありがとう…。


本当に持つべきものは友だよ。





「理沙…ありがとうね」



「私、何もしてないよ?でも、何かあったらすぐ言ってきなよ!」



ニコッとして理沙は言った。




「うん」



「じゃぁ私、帰るね!」


そう言って理沙は帰った。




私も家に入るか!



涙で化粧落ちたから顔がボロボロだけど…