「はい、しょうこ。これ、ウチのアドだから」
アドレスが書かれたノートの切れ端を差し出される。
「ありがとっ!これで美愛とメールできるね」
「まぁね」
この子は、あたしの親友で美愛。
ちょっとキツい性格だけど、本当は優しくて、面倒見が良くて、あたしは大好き。
「しょうこもやっと、アドもてたんだね」
「うん!まぁ、パソコンだけど……」
うちはパパが厳しくて、高校生になるまで携帯は買ってもらえないの。
だから、必死に頼んでPCでメール出来るようにしてもらったんだ。
「メールできるんだから、PCでもいいじゃん。でもしょうこは返事遅い気がするなぁ」
そう鼻で笑いながら、綺麗な黒髪をくしでとかす。
美愛は美人で大人っぽくて、童顔がコンプレックスなあたしからするとすっごく羨ましい。
黙っていれば絶対にモテると思うのになぁ……
アドレスが書かれたノートの切れ端を差し出される。
「ありがとっ!これで美愛とメールできるね」
「まぁね」
この子は、あたしの親友で美愛。
ちょっとキツい性格だけど、本当は優しくて、面倒見が良くて、あたしは大好き。
「しょうこもやっと、アドもてたんだね」
「うん!まぁ、パソコンだけど……」
うちはパパが厳しくて、高校生になるまで携帯は買ってもらえないの。
だから、必死に頼んでPCでメール出来るようにしてもらったんだ。
「メールできるんだから、PCでもいいじゃん。でもしょうこは返事遅い気がするなぁ」
そう鼻で笑いながら、綺麗な黒髪をくしでとかす。
美愛は美人で大人っぽくて、童顔がコンプレックスなあたしからするとすっごく羨ましい。
黙っていれば絶対にモテると思うのになぁ……