「そ、そんなのムリ!

怖いよぉっ」



「大丈夫だ!

言っただろう。
オレが、必ず守る。

――たとえ命にかえても!」



「シロガネ………!」




『今日から、オマエ守るから』



ぶっきらぼうに告げたあの
時とは、見た目も話し方も
ゼンゼン変わっちゃってるけど。



だけど……その言葉に
こもる強い意志だけは、
変わらない。



(どうしよう……怖い。

怖い、けど……)



―――このままじゃ、
あの無口な銀のところにも
戻れないかもしれない。


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