銀の瞳に銀の髪の毛。



体からはうっすらとオーラ
みたいのまで立ちのぼってる。



(あ、あたしの知ってる
銀じゃないよぉ〜……!)



何がどうなっちゃってるの?

もぉ、サッパリわかんない。



だけどそんな時、銀が
フイッと顔をこっちに
向けて言った。



「おびえなくていい、姫。

オマエはオレが必ず守る。

オレを信じて――来い!」



「えっ………!?」



あたしに向かって伸ばされた腕。



来いって……もしかして
その腕に飛び込めってこと?


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