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「ねぇ銀、氷龍って何者なの?」



その日の夜、自分の部屋で
こっそりと銀と話してた。



銀は声だけじゃなく、姿も
現してあたしの机に長い
足を組んで座ってる。



もし家族に気づかれたら
かなりヤバいけど、でも
今は不安の方が大きい。



だから極力声をひそめて、
内緒話みたいなトーンで
質問した。



銀もあたしのお願いで同じ
ように小声で話してくれる。


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